今日はフッ素についてお話します。
っといっても専門的な内容は眠くなるので、要点だけサラッとご説明します。
もっとサクッと知りたい!っという人は、全部すっ飛ばしてまとめだけみましょう。
見やすい目次
赤ちゃんに使うフッ素ってなに?
歯磨き粉などに入ってるフッ素は、正式にはフッ素化合物っていいます。
それで歯磨きをするとこのような効果が期待できます↓
- 歯の表面に作用して歯を強くする
- 口の中のばい菌の働きを抑える
- ばい菌が歯を溶かす働きも抑えるので結果的に歯の再石灰化が進む
要するに、虫歯の予防につながります!
赤ちゃんにもフッ素は必要なの?
フッ素は生えたての歯に使うと、虫歯になりにくい歯になります。
すでに生えそろってる大人が使ってもモチロン効果はありますが、生えたての歯が一番吸収力があり虫歯予防に効果的です。
なので乳歯生えたての0歳児や、永久歯に生え変わり時期の6歳前後~中学生くらいまでは積極的にフッ素を取り入れると良いです。
ただし!
過剰に摂取しすぎると中毒になる可能性も0ではありません。
0歳児はブクブクうがいができないので、必要以上のフッ素の使用はやめましょう。
口に入れた分だけ飲んじゃってるので、そこは加減してください。
うがいができない赤ちゃんは、歯医者さんで年に何回かフッ素塗布をしてもらうだけでもOKですよ!
赤ちゃんにフッ素入り歯磨き粉って必要?
結論から言うと、絶対使わないといけないものではありません。
歯磨き粉の味やにおいを嫌う子もいるし、うがいができないので歯磨き粉が口の中に残って嫌がる子もいます。
赤ちゃんのときはとにかく楽しくハミガキをしてほしいので、そこは子どものペースに合わせていいと思います。
もし使用できそうなら、フッ素濃度が低いものを選んで使いましょう。
次で濃度についてお話します。
赤ちゃんの歯磨き粉はフッ素濃度を確認しよう!
フッ素の濃度は○○ppmと表記されます。
赤ちゃんに使用するときは500ppm以下のものを選びましょう!
ちなみに6歳を超えればもっと濃度が高いものでも大丈夫です。
一般的なものは900ppmとかですね。
大人用では1450ppmという高い濃度の歯磨き粉も最近人気ですが、大人のものを赤ちゃんには使わないように!
赤ちゃんにつかうフッ素入り歯磨き粉の適量
上の説明を読んだうえで、赤ちゃんに日常的に歯磨き粉を使う場合、1回の使用量は
切った爪ほどの少量でお願いします。
大人のネイル爪じゃなくて普通の爪ですよ。ほん~の少しで大丈夫です。
赤ちゃんのフッ素塗布は歯科医院でお願いしよう!
赤ちゃんのフッ素は悩まないでプロに相談!
毎日の赤ちゃんの歯磨きが、必ず上手くいくとは限りません。
大泣きする日もあるでしょう。
そんな中で
「このままの磨き方でいいのか」
「ちゃんとフッ素は効いているのか」
など、親御さんの悩みは尽きないものです。
そんな時は1度歯医者さんへ行って歯磨きができているかのチェックとフッ素塗布をお願いしましょう。
赤ちゃんのフッ素塗布の費用
フッ素塗布は予防歯科の分類になります。
予防歯科は自由診療です。つまりお金がかかります。
美容室のカット料金と同じで、その歯医者が自由に金額を決めるとこができます。
相場は800~1500円と言ったところでしょうか。
歯科医院によって金額に開きが生じやすいのであらかじめ電話予約をするときに
「フッ素塗布のお値段はいくらですか?」と聞いてみましょう!
赤ちゃんのフッ素は注意して使おう
- フッ素は虫歯予防に効果的
- 赤ちゃんにも使えるが無理は禁物
- 歯医者さんでフッ素塗布してもらうのが安心
- 赤ちゃんの歯磨き粉のフッ素濃度は500ppm以下で。
- 赤ちゃんの歯磨き粉の使用量は、切った爪くらいの少量
上手にフッ素を取り入れて、虫歯0を目指しましょう!!最後まで読んでいただきありがとうございました。